津波と902バーツ

金無いくせに、2億2900万ドルもの大金を「即金払い」した日本の対応には、賞賛を送るべきであろう。やけくそか?

http://www.asahi.com/special/041227/TKY200501270116.html

しかしながら、邦人被災者への対応は、余りにもお粗末である。
被災者から、金 毟り取ってまで焼け太りしたいのか?お前等?
日本国の主権者は我々国民である! 悔い改めよ!

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050126i301.htm

 外務省は当初、性別や年齢も公開していなかったが、「国民の関心が高く、マスコミからの要望も強い」として、12月30日から犠牲者の年齢と性別のみは原則として発表している。不明者については、「あいまいな情報も多く、情報を出すことが適切とは考えない」として、合計人数と、被災国別のおおまかな内訳のみを開示している。

 ノルウェーデンマークなどでは、不明者リストを公表して安否確認を進めており、日本の外務省の対応について、タイ南部の被災地でボランティアの通訳を務めている日本人女性(47)は「もし邦人に関する全体的な情報を一定時間ごとに公表していたら、現場の混乱を招かず、もっと効率的な捜索につながったはず」と指摘する。

大使館を通じて現地の火葬業者をあっせんされ、1人3万バーツ(約9万円)と通告された。現地のボランティアと一緒に「相場は高くても3000バーツ」と抗議したのに対し、外務省職員は「皆さんこの価格でやってもらってます」と話すばかりだったが、その後、業者は1人1万バーツに値下げした。

それでも、現地価格の3倍以上!

Little ASIA 〜アジアの国〜 ■■スマトラ沖地震によるクラビでの津波被害について■■

パスポートも何もかも失くしてしまった彼女はとりあえず仮のパスポート申請に902バーツ請求されたらしい。大使館曰く6,000バーツのみ貸付けOKと言われたがそれっぽちでは日本へ帰るエアチケットも買えない上にパスポートの902バーツの「2バーツって何?」と聞けばコピー代だと言われあきれかえって何も言えなかったそうだ。
他にもトンサイでケガをしたダイバーがクラビ病院ではきちんとした手当てが望めない為にバンコクの病院へ移ったものの1泊5,000バーツ請求され大使館が間に入ってようやく2,000バーツになったという。それでもそれは彼女が全額支払わなくてはならないのだろうか。
日本政府は何億かの資金援助ができるくせに自国民の被害については自己負担というのは腑に落ちない。確かスリランカで被災された方の手記にも同じような対応があったように思う。

何と情け無い話なのだろう。
大使館員は本当に同じ日本人なのだろうか?
我々が日々毟り取られる税金でこの様な役人どもを養っているのかと思うと、悔しくて涙が出る。